石辞典

玄武石

ケイ酸分の少ない火山岩の一種です。暗灰色または黒色の緻密(ちみつ)な岩石で、

名称は採取地と同じ兵庫県の、城崎温泉近くにある玄武洞に由来しています。

玄武洞は、約160万年前に噴火した溶岩流が冷えて固まるときに規則正しい六角形の

割れ目(柱状節理)が見られる、玄武岩の岩山にある洞窟です。玄武洞の玄武岩の磁気が、

地球の磁場逆転を証明する証拠となったので、地球の歴史を記録する石とされてます。

玄武洞は1931年に国の天然記念物に指定され、2010年には世界ジオパークに認定されました。

玄武とは中国古来の四神の一つですが、玄武の「玄」は黒いということを意味し、「玄武」

とは「黒い亀」を意味するそうです。玄武岩の形状が黒い亀、玄武の形に似ていたことから

そう呼ばれるようになったようです。

マグマが冷えて固まることで六角形に形成されることから良縁を固める、人との絆が深まる

と言われています。物事を安定させるという意味合いもあり、変化にも強い心で順応していく

ことができるようになるでしょう。

ホットストーンセラピーとしてもよく使われます。玄武岩の成分が遠赤外線を放射すること

により体を温め、血行を良すると言われています。