前々回の鯉喰神社と前回の岩倉神社を挟むように弥生時代最大の楯築(タテツキ)遺跡と王墓山古墳群があります。
楯築遺跡の墳丘頂部には何かを囲むように5個の巨石が立っていました。(写真4~7)
ストーンサークルです!その中心に「亀石」と呼ばれる謎の石(写真3)があったそうです。
10数本の平行した線に目玉のような模様がいくつも彫られています。
何を表しているのかまだ不明だそうです。
この地から勾玉や管玉も出土されており、また30Kgを超える朱があったそうです。
これも日本で最大の量だそうです。
成分は硫化水銀で不老不死の薬と考えられ、卑弥呼もこの朱をたくさん持っていたという事から、この辺りが邪馬台国であるという説もあるそうです。
王墓山古墳群は約60墓の横穴式石室があり、環状列石(ストーンサークル)や、岩を祀った岩倉(写真8)もありました。
太古の昔、この地が栄えていた様子がうかがえます…。