最近、子供の命が絶たれる事件が後を絶ちません。
これからの世界を担う子供達が、犠牲になるのは心が痛みます。
全国的に、子供を守る運動が進み、各地で子供110番と書かれた旗や札が、掛けられているのをよく見かけます。
私の店も、この役を担当していますが、最近の朝の通学の風景を見ていますと、
あちこちに保護者やボランティアの方々が、子供を見守っているのですが、子供達は我が物顔に道を占領して、車に気をやる気配もありません!
この間もクラクションを鳴らすと、保護者達から犯罪者でも見る様な目で、こちらを睨みつけられました。
あまりにも過保護に守りすぎではないかな?と思いました!
寒いから家で遊びなさい!
汚いから触ってはだめ!
危ないからしてはだめ!!!
私が幼い頃は、放ったらかしでした!
自分で自分を守る事を日常で学んでいた様な気がします。
遊びの中にも、多くの学びがありました。
例えば、花いちもんめ、缶けり、かくれんぼ等で、自分のグループ内での地位や人間関係を知り、
竹馬や竹とんぼを、ナイフやのこぎりで作り、手を切り、痛さを知り、道具の使い方を学び、
山や川に冒険に出かけ、危険を感じ触ってはいけない、うるしの木を知り、すべりやすい土や石を見極めることを学びました。
今の子供達は、何を持って自分を守るすべを学べばよいのでしょうか?
今一度、大人達が未来の大人に伝える事は何か、考えなければならないと思う今日このごろです。