飽食の時代に生まれて

◎飽食の時代に生まれて!◎

最近、腕に白いブレスレットをしている人をよく見かけます。「ホワイトバンド」と言うらしい。

テレビでCMもしているそうで、3秒ごとに、歌手やスポーツ選手、俳優たちが「パチン」と指を鳴らすそうです。

これは、3秒に1人子供が貧困が原因で死んでいるという現実を伝えるメッセージだそうです。

「ホワイトバンド」には、星のようなデザインが3つ刻まれていたのを思い出しました。

本屋さんで300円で売られていたそうです。

勾玉屋のリリーバリー店は、喫茶店を併設しています。

お昼はバイキング形式なのです。

上記のようなお話を聞くと、なんと日本って裕福な国なんだろうと思わずにはいられません。

日本の食品の60%は海外からのもの。

その食材を生産している国では何が起こっているのでしょう?

私もよく石の買い付けに海外へ出ます。

月給4千円の所で石を削ってもらっています。

食事もいっしょにした事がありますが、ご飯に野菜の具が入った汁をかけてもらう、ただそれ一品のみでした。

その時に話に出たのが、育てた野菜も日本に送れば高いお金になる、自分で育てた野菜を食べれずにお金に換える農家があると……!

こんな話を聞くと、食べ残しなんて、とんでもなく悲しく思います。

日本の食品の食べ残しは、3.3%、日本料理店が一番高くて4.3%となっています。

この数字をどう捉えるのか?

私が子供の頃は、「お米の一粒々にも、神さんがいるんやで。残したらあかんで…!」と言われて育ってきました。

当時はまだ農家も多く、食物を作る苦労をみんなが知っていたのですね~!

「いただきます!」の言葉は、その食品を作ってる人々の思いをいただく。

また、生き物であった命をいただくという意味合いだと聞かされていました。

そのいただいた思いやエネルギーを自分がどう使うか、今になって少しわかってきた様な気がします。

食べる事に不自由のない今の環境に感謝・感謝!