◎目標(あるべき姿、なろうとする姿)◎

世の中のすべての現象は、苦から楽(不安定から安定)へと変わろうとする力が働きます。

しかし、人間の「目標」というものだけは、方向が逆だと思います。

目標(現実と理想のギャップうめる事)を作る事に よって、努力が必要となります。

この努力は、「苦」であることが一般的であるからです。

なぜ人間は、その苦労を行なおうとするか?

それは、目標達成した時の喜びを知っているからです。

その喜びが、大きければ大きいほど、具体的であれば具体的であるほど、その方向に進む力は大きくなります。

しかし、現実とのギャップが大きければ苦労も大きくなります。

その苦労も楽しくする方法があります。

「それは…精神的な満足感」ではないでしょうか?

この百年、私達は物質的な目標を掲げて進んできました。

しかし、これからは、精神的満足を目標とする時代がやって来ているのではないでしょうか?