今回は雪の中、京都府峰山町にある3つの神社に行ってきました。
まずは、峰山町中郡久次にある比沼麻奈為神社を紹介します。
ここには何度も足を運んでいますので、もう紹介していると思い込んでいました。
とても気持ちのいい神社のひとつで す。1時間少しいましたが、誰1人として訪れることはありません。 何時行ってもそうですが、おおゆきにもかかわらず参道はきれいに雪かきされていました。
夏には玉じゃりがきれいに敷き詰められていて、 歩くことさえ気の毒になるほどでた。
今回は雪が入り込まないようにラントが撒かれていました。手入れされているのか、由緒を見ると 納得します。
この神社は元外宮、つまり伊勢の外宮は元はここにあったのです。
祭神は豊受大神(トヨウケノオオカミ)で伊勢神宮の外宮にまつられている神です。
古事記では豊宇気卑売神・日本書 紀では豊受媛神と記され、他には豊門宇気神、豊岡姫、大物忌神と表現されることもあるそうです。
豊受大神はイザナミの孫にあたり、「受」とは食物のことで、穀物・食物を司る女神だそうです。
伊勢の外宮にこの豊受大神がまつられているのは第21代天皇、雄略(ゆうりゃく)天皇(418年12月?~479年8月7日)の夢枕に天照大御神が現 れ、自分ひとりでは食事が安らかにできないので、丹波国の比沼真奈 井の豊受大神を近くに呼びなさいと言われ、現在の外宮にまつら れるようになったそうです。
お正月、元外宮(比沼麻奈為神社)にお 参りするのもいいで
すヨ!
ちなみに元伊勢内宮は皇大神社。