◎神明神社◎

 

 

 

 

鳥羽市相差(おおさつ)にある神明(しんめい)神社の中に、石をご神体にした(写真右上)石神さんがあります。

この石神さんのご神体 は、神武天皇の母・玉依姫の命(タマヨリヒメのミコト)です。

また、この神社は、手作りのお守りを作ってくれます。(AM11:00まで)

そのお守りには、ドーマン・セイマンが書かれ、女性の願い事を1つ叶えてくれると言われています。

このドーマン・セイマンはこの地方の尼さんの道具にも書かれいて、このマークを身に付けていると悪霊から守られ、無事帰ることがで きると信じられています。

このドーマン・セイマンは、芦屋道満が使っていた呪術でこの芦屋道満とは安倍晴明の師匠とも言われ名付けの親であるそうで すが、最後は晴明と呪術争いをし、負けてしまいその後姿を消してしまいます。

謎の多い呪術師ですが、この地方では古くから現在までこのドーマ ン・セイマンが使
われているのも何か意味があるのでしょうか…。

ドーマンは芦屋道満、セイマンは安倍晴明、 この2人の名前を並べることによって悪霊から身を守ることができると考えられていたという説もあるようです。

滅多に観光客が行くことのない神社にも歴史を感じさせられ ました。