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◎熊野大社◎

島根県松江市にある神社で、出雲大社とともに出雲国の一宮です。
 
和歌山の熊野本宮大社を含む三つの神社(熊野三山)との関係は、
 
はっきり判ってないようです が、熊野の(熊)は、私たち現代人は、
 
動物の熊を思いうかべますが、 古代では、気の良い所を、「くまくまし」と
 
表現したり、「神代」と書いて(クマシロ)とも読むことから、
 
神=クマ さらに(クマ)が転じてクモ(雲)となったとの説もあります。
 
いずれにしろ、古代から、神々しい所であったに違いありません。
 
熊野大社のご祭神は、伊邪那岐目真名子(イザナギノヒマナコ・
 
イザナギ、イザナミの可愛がられる御子)加夫呂伎(カブロギ・祖なる神)
 
熊野大神櫛御気野命(クシミケヌノミコト・スサノオの別名)であり、
 
アマテラスの弟神で、出雲の国で大蛇を退治し、その大蛇のもっていた
 
剣(のちの三種の神器になる草薙の剣)を、アマテラスにプレゼントしたのは
 
有名なお話です。スサノオは神話の中では、とても荒々しいのですが、
 
この出雲ではとても優しい神なのです。古事記の中では、食糧の神をスサノオは
 
殺してしまうのですが、ここ出雲では、スサノオが食糧の神とされてますし、
 
臼と杵を使って火を起こす方法を人々に伝えたと言われます。
 
熊野大社には、聖なる火を鑽(キ)り出す神器を収めてる鑽火殿があります、
 
前回に書いた出雲大社の宮司の職を引き継ぐには、熊野大社で火を鑽りだす
 
儀式を行なわなければならないそうです。この儀式を霊継・火継(ヒツギ)と
 
呼ぶそうです。引き継ぐの語源かもしれませんね!?
 
その他にも出雲大社と熊野大社には、様々な儀式でつながっています。
 
いろんな角度か見てみると、古代の真実が見えてきそうですね!